港の近くの倉庫。そこが黒帝の拠点らしい。
夕方のこの時間には確実に帰ってきてるから、と情報をもらい車を出してここまで来た。
問題はどうやって快に近づくかってことなんだけど。
考えながら倉庫の入口でウロウロしていたら、誰かにぐいっと肩を掴まれた。
「やっぱり永遠じゃん。なにしてんの」
「桐谷……」
とっさに振り返ったら、金髪の整った顔が目に入ってきてそれが桐谷燈だと分かった。
桐谷はものすごく驚いてた。
「え、マジ?どうやって来たの」
「梟に調べてもらった」
「あー、そういうこと。へえ、快に逢いに来た感じ?」
「上着返そうと思って」
「それは建前でしょ?ほんとはただ快に会いたかっただけなクセに」
「うん、そうだよ。それって悪いこと?」
「……」
からかってきた桐谷だけど肯定したらビックリしたした顔をして黙る。
それから満足そうに目を細めて笑った。
「おいでよ。追い返してもたぶん永遠、また来るでしょ?
幹部部屋まで連れてってあげる」
桐谷は前を歩き出し、倉庫の内側へ案内してくれた。
中にはたくさんのバイクが並んでいて、何人かの男の子が整備をしていた。
むき出しのコンクリートの地面にはお酒の缶やタバコの吸殻が落ちていて汚い。
治安がよくないのは確かだった。
夕方のこの時間には確実に帰ってきてるから、と情報をもらい車を出してここまで来た。
問題はどうやって快に近づくかってことなんだけど。
考えながら倉庫の入口でウロウロしていたら、誰かにぐいっと肩を掴まれた。
「やっぱり永遠じゃん。なにしてんの」
「桐谷……」
とっさに振り返ったら、金髪の整った顔が目に入ってきてそれが桐谷燈だと分かった。
桐谷はものすごく驚いてた。
「え、マジ?どうやって来たの」
「梟に調べてもらった」
「あー、そういうこと。へえ、快に逢いに来た感じ?」
「上着返そうと思って」
「それは建前でしょ?ほんとはただ快に会いたかっただけなクセに」
「うん、そうだよ。それって悪いこと?」
「……」
からかってきた桐谷だけど肯定したらビックリしたした顔をして黙る。
それから満足そうに目を細めて笑った。
「おいでよ。追い返してもたぶん永遠、また来るでしょ?
幹部部屋まで連れてってあげる」
桐谷は前を歩き出し、倉庫の内側へ案内してくれた。
中にはたくさんのバイクが並んでいて、何人かの男の子が整備をしていた。
むき出しのコンクリートの地面にはお酒の缶やタバコの吸殻が落ちていて汚い。
治安がよくないのは確かだった。



