side 快
無我夢中で荒瀬組の本家を目指して突っ走る。
会って何を伝えたいかは分からない。
ただ永遠に会いたかった。
いつものコンビニにバイクを停めて走って本家を目指す。
近づいてから永遠に連絡を入れようとスマホを取り出した。
その時、通りかかった屋敷の大きな門が開いた。
思わず立ち止まると、中から出てきたのは背の高い黒髪の男。
それが誰なのか認識した瞬間、手に力が入らなくなってスマホが滑り落ちた。
「お前、遠山快だな」
そこにいたのは──荒瀬組組長・荒瀬志勇だった。
同じ人間とは思えないほどの迫力、遠くてもその鋭い眼光は俺を掴んで離さなかった。
「永遠に会いに来たんだろ?生憎今は会わせられねえ」
「そう、ですか。出直します」
「帰れとは言ってねえだろ?俺と少し話そうか」
帰れという意味かと思って頭を下げたのにその人は俺を帰してはくれないらしい。
下手に動いたら殺される気さえした。
仕方なく分かりましたと首を縦に振ってごくりと喉を鳴らした。
無我夢中で荒瀬組の本家を目指して突っ走る。
会って何を伝えたいかは分からない。
ただ永遠に会いたかった。
いつものコンビニにバイクを停めて走って本家を目指す。
近づいてから永遠に連絡を入れようとスマホを取り出した。
その時、通りかかった屋敷の大きな門が開いた。
思わず立ち止まると、中から出てきたのは背の高い黒髪の男。
それが誰なのか認識した瞬間、手に力が入らなくなってスマホが滑り落ちた。
「お前、遠山快だな」
そこにいたのは──荒瀬組組長・荒瀬志勇だった。
同じ人間とは思えないほどの迫力、遠くてもその鋭い眼光は俺を掴んで離さなかった。
「永遠に会いに来たんだろ?生憎今は会わせられねえ」
「そう、ですか。出直します」
「帰れとは言ってねえだろ?俺と少し話そうか」
帰れという意味かと思って頭を下げたのにその人は俺を帰してはくれないらしい。
下手に動いたら殺される気さえした。
仕方なく分かりましたと首を縦に振ってごくりと喉を鳴らした。



