side 刹那
「快さん、荒瀬刹那です」
「刹那?何の用だよ、寒かったろ」
バイクを走らせて急いで黒帝のたまり場にきた。
黒帝のガキに案内させて快がいる場所へ。
久々に顔を合わせた快はすっかり元通り、昔の優しい快だった。
少し前は俺に対する心配なんてなかったのに変な感じ。
「快、お前の母さんを追い詰めたのは荒瀬組じゃなかった」
とりあえず俺のことは関係ない。快にこの事実を伝えないと。
心配していた様子の快は俺の言葉を聞いて顔をしかめた。
……そうだよな、元に戻ったってお前の傷まで癒えてるわけじゃない。
それでもこれだけはお前に聞いて欲しい。
「ウチの情報屋が突き止めた。
お前の父親が利用した闇金は荒瀬組じゃなくて、荒瀬組を語る半グレ……詐欺グループだったんだ」
「どういうことだ?」
「あの日、お前に荒瀬組だと言って近づいてきた男たちは荒瀬組の連中じゃなかった。
快の家族は……荒瀬組の名を語った詐欺に騙されたんだ」
巧妙な手口にウチの情報屋さえ騙されたこの事実。
俺も聞いた時は半信半疑だった。
でも真実なら、永遠と仲違いする必要はどこにもない。
「快さん、荒瀬刹那です」
「刹那?何の用だよ、寒かったろ」
バイクを走らせて急いで黒帝のたまり場にきた。
黒帝のガキに案内させて快がいる場所へ。
久々に顔を合わせた快はすっかり元通り、昔の優しい快だった。
少し前は俺に対する心配なんてなかったのに変な感じ。
「快、お前の母さんを追い詰めたのは荒瀬組じゃなかった」
とりあえず俺のことは関係ない。快にこの事実を伝えないと。
心配していた様子の快は俺の言葉を聞いて顔をしかめた。
……そうだよな、元に戻ったってお前の傷まで癒えてるわけじゃない。
それでもこれだけはお前に聞いて欲しい。
「ウチの情報屋が突き止めた。
お前の父親が利用した闇金は荒瀬組じゃなくて、荒瀬組を語る半グレ……詐欺グループだったんだ」
「どういうことだ?」
「あの日、お前に荒瀬組だと言って近づいてきた男たちは荒瀬組の連中じゃなかった。
快の家族は……荒瀬組の名を語った詐欺に騙されたんだ」
巧妙な手口にウチの情報屋さえ騙されたこの事実。
俺も聞いた時は半信半疑だった。
でも真実なら、永遠と仲違いする必要はどこにもない。



