放課後、唯の彼氏に会うためにバイクショップに行ってみた。
店先に綺麗に磨かれたバイクが並んでる。
そんなに大きいお店じゃないけどお客さんがいるみたい。
「リュージくん、来たよ〜」
唯が声をかけると店先でタバコを吸っていた男の人がこっちを見た。
流し目にどこか色気のある人。
その人は唯の顔を見て笑顔で手を振る。
とたんに少年みたいな無邪気な笑顔になった。
……よかった、本当に好きで付き合ってるんだ。
「唯、おかえり!唯の好きそうなケーキ買ったから後で友達と一緒に食べよう」
「また買ったの?貢ぎ癖つくからやめな〜?」
「だって唯の喜んだ顔見たい」
ふたりは距離を縮めると周りの目を気にせずハグ。
ふふ、幸せそうで私までにやけちゃう。
すると周りにいた柄の悪そうなお兄さんたちは「じゃあ俺たちはこれで」とお店を離れていった。
あの人たちも黒帝のOBかな。
「隆二さん、その子がユイちゃん?」
「そうそう、かわいいだろ?……盗るなよ?」
「ひどーい、かわいい後輩を凄むなよ〜」
すると店の奥から聞いたことのある声が。
これ、桐谷の声だ。
お店の奥を覗くと2人組の制服を着た男子を見かけた。
「えっ……快!?」
店先に綺麗に磨かれたバイクが並んでる。
そんなに大きいお店じゃないけどお客さんがいるみたい。
「リュージくん、来たよ〜」
唯が声をかけると店先でタバコを吸っていた男の人がこっちを見た。
流し目にどこか色気のある人。
その人は唯の顔を見て笑顔で手を振る。
とたんに少年みたいな無邪気な笑顔になった。
……よかった、本当に好きで付き合ってるんだ。
「唯、おかえり!唯の好きそうなケーキ買ったから後で友達と一緒に食べよう」
「また買ったの?貢ぎ癖つくからやめな〜?」
「だって唯の喜んだ顔見たい」
ふたりは距離を縮めると周りの目を気にせずハグ。
ふふ、幸せそうで私までにやけちゃう。
すると周りにいた柄の悪そうなお兄さんたちは「じゃあ俺たちはこれで」とお店を離れていった。
あの人たちも黒帝のOBかな。
「隆二さん、その子がユイちゃん?」
「そうそう、かわいいだろ?……盗るなよ?」
「ひどーい、かわいい後輩を凄むなよ〜」
すると店の奥から聞いたことのある声が。
これ、桐谷の声だ。
お店の奥を覗くと2人組の制服を着た男子を見かけた。
「えっ……快!?」