狼姫と野獣

「永遠ちん、最近絶好調じゃーん?」



翌日、学校で出会った唯はなんだか嬉しそう。

やば、そんなに顔に出てたかな。

コブラツイストかけられた刹那の写真を快に送ったらそこから会話が盛り上がったから朝から幸せ、なんて考えてたところだった。



「そう?」

「ついに新たな恋目覚めた?力さんはやめてよね」

「ちがうよ、お兄ちゃんに彼女ができたんだって」

「まじー!?あの遊び人なお兄さんについに?」

「うん、しかもすっごい美人。写真みる?」

「見る見る!」



なんとか唯の疑惑の目をかわしてスマホを取り出す。

そして琥珀さんの写真を見せると唯は目を点にした。



「えっぐ……無加工でこれ?信じられないんだけど」

「写真でこれだけ美人だったら実物すごそうじゃない?」

「分かる眩しさで目が潰れそう」



シパシパして目を細める唯がおもしろくてかわいい。

唯もかわいいけどね?と笑いかけると「やだ嬉し〜アメちゃんあげちゃう」と大阪のおばちゃんが憑依した。

掴みどころがなくてほんと大好き。

唯とはずっと一緒にいたいな。