side 永遠
短い髪に慣れない。
鏡を見る度にああ切ったんだって思う。
いつになったら慣れるかな。慣れるまで思い出して泣いちゃいそうでやだな。
自分の部屋で鏡とにらめっこをしていると部屋のドアがノックされた。
「永遠、入るぞ」
「……お父さん」
1週間ぶりに家に帰ってきたお父さんだ。
何でも最近、半グレが勢力を広げてる影響であんまり家に帰れないらしい。
久しぶりの家だからゆっくりしたいはずなのに部屋に来たってことは私の身に起きたこと聞いたのかな。
「髪切ったんだってな、壱華に聞いて見に来た」
笑うお父さんの目元のしわが心なしか増えた気がする。
それでもかっこいいことに変わりないけど、やっぱり疲れてるのかな。
「思い切って切っちゃった。どう?」
「ああ、よく似合ってる。かわいいな」
お父さんは嬉しそうに褒めて私の頭をなでる。
「久しぶりだなそんなに短いの。小学校以来?」
「うん、長いの飽きちゃって」
……そんなの嘘、本当は快のために伸ばしてた。
平気で嘘が付けない私は笑えなくなってお父さんから目をそらす。
ダメだな私。刹那やお兄ちゃんみたいに器用だったらもっと上手に嘘つけるのに。
短い髪に慣れない。
鏡を見る度にああ切ったんだって思う。
いつになったら慣れるかな。慣れるまで思い出して泣いちゃいそうでやだな。
自分の部屋で鏡とにらめっこをしていると部屋のドアがノックされた。
「永遠、入るぞ」
「……お父さん」
1週間ぶりに家に帰ってきたお父さんだ。
何でも最近、半グレが勢力を広げてる影響であんまり家に帰れないらしい。
久しぶりの家だからゆっくりしたいはずなのに部屋に来たってことは私の身に起きたこと聞いたのかな。
「髪切ったんだってな、壱華に聞いて見に来た」
笑うお父さんの目元のしわが心なしか増えた気がする。
それでもかっこいいことに変わりないけど、やっぱり疲れてるのかな。
「思い切って切っちゃった。どう?」
「ああ、よく似合ってる。かわいいな」
お父さんは嬉しそうに褒めて私の頭をなでる。
「久しぶりだなそんなに短いの。小学校以来?」
「うん、長いの飽きちゃって」
……そんなの嘘、本当は快のために伸ばしてた。
平気で嘘が付けない私は笑えなくなってお父さんから目をそらす。
ダメだな私。刹那やお兄ちゃんみたいに器用だったらもっと上手に嘘つけるのに。



