笑顔=君に伝えたくて=


俺は、学校まで、恋を抱えて急いだ。


自分の出せるスピード全力で出して走った


恋が、いなくなりそうで怖かった。







だって、俺の前で、恋が

病気にかかることが、






 滅多になかったんだ。

だから、怖くてたまらなかった
















――――――――
―――――――――――
―――――――――――――
―――――



「…熱中症です。」


――――――――――っへ??

ほほ、ホントかよ・・・
よ、よかったぁ~~~……






恋は死なないんだよな?


恋は、俺に抱きかかえられてたこと知ったら怒るだろうから先に戻ろう。


「あとは、先生お願いします…。」


そう言い残し、


保健室を後にした。