つぎの日は念のため休んだけど、熱はすっかり引いていた。 だけど、そのつぎの日は廉が休んだ。 本当にわたしの熱を奪ってしまったみたい。 廉のほうがばかじゃん。 そんな廉が愛おしくて、かわいくて、かっこよくて、でもやっぱりちょっとダサくて、好きだなって思った。