バケモノだなんて口が裂けても言えるわけもなく、しれっと笑顔で受け流し、流暢に告げる。ふたりは驚いた目で私を見つめていたが、これこそ無理も気負いもない私の本心だった。
国内外から冷徹と恐れられるマクシミリアン様に仕えることに不安はあるけれど、それ以上に私はワクワクしていた。なにより、マクシミリアン様のモフモフの尻尾を実際にこの目で見てみたい思いもあった。
私の暮らすヴィットティール帝国は、近隣諸国からは「白虎獣人の国」という別名で呼ばれている。その名の通り、白虎獣人が住まう国だ。ちなみに白虎は単に白い虎の意ではなく、神獣の白虎を指している。ヴィットティール帝国民の祖は、神獣・白虎なのだ。
悠か遠い時代、国民は皆、獣型の顔面を持っていた。しかし時代と共に血は薄くなり、段々と獣型の顔面を持つ者は減った。
国内外から冷徹と恐れられるマクシミリアン様に仕えることに不安はあるけれど、それ以上に私はワクワクしていた。なにより、マクシミリアン様のモフモフの尻尾を実際にこの目で見てみたい思いもあった。
私の暮らすヴィットティール帝国は、近隣諸国からは「白虎獣人の国」という別名で呼ばれている。その名の通り、白虎獣人が住まう国だ。ちなみに白虎は単に白い虎の意ではなく、神獣の白虎を指している。ヴィットティール帝国民の祖は、神獣・白虎なのだ。
悠か遠い時代、国民は皆、獣型の顔面を持っていた。しかし時代と共に血は薄くなり、段々と獣型の顔面を持つ者は減った。



