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「昨夜の首謀者たちはモンペリエ国の司法で裁かれて、きっちり牢にいれられたそうです」
翌朝、謁見の間でレンテオさんが報告をする。二人組の男たちが独断で犯行に及んだのか、国の上層部からの指示だったのか、それは闇の中に葬られてしまった。
しかし、陛下が殺さずに適切な順序で罪人を裁いたのは大きな意味がある。こちらが襲われたとはいえ、その場で処刑しなかったのは国際的にみても正解だっただろう。
当の本人は、玉座で静かに報告を聞いている。額に手を当ててわずかに眉を寄せる仕草は、いまだに二日酔いで苦しめられているのが伝わってきた。
陛下はお酒があまり強くはないのかな?それとも、ルビ草が効きすぎた?
そこで、はっとした。昨夜の事故がよみがえり、体中が熱くなる。
「あの、陛下。お尋ねしてもいいですか」
「悪いが、昨夜の件なら、警察に男どもを引き渡してからの記憶が消え失せている。お前も忘れろ」
「昨夜の首謀者たちはモンペリエ国の司法で裁かれて、きっちり牢にいれられたそうです」
翌朝、謁見の間でレンテオさんが報告をする。二人組の男たちが独断で犯行に及んだのか、国の上層部からの指示だったのか、それは闇の中に葬られてしまった。
しかし、陛下が殺さずに適切な順序で罪人を裁いたのは大きな意味がある。こちらが襲われたとはいえ、その場で処刑しなかったのは国際的にみても正解だっただろう。
当の本人は、玉座で静かに報告を聞いている。額に手を当ててわずかに眉を寄せる仕草は、いまだに二日酔いで苦しめられているのが伝わってきた。
陛下はお酒があまり強くはないのかな?それとも、ルビ草が効きすぎた?
そこで、はっとした。昨夜の事故がよみがえり、体中が熱くなる。
「あの、陛下。お尋ねしてもいいですか」
「悪いが、昨夜の件なら、警察に男どもを引き渡してからの記憶が消え失せている。お前も忘れろ」



