頭がついていかない。 信じたくない。 だけど写っているのは確かに、制服姿の私で。 間違いなくそこは、健吾と泊まったラブホテルで。 「……何だよ、これ」 いつのまにか追い付いていた健吾が、怒りに声を震わせながら、乱暴に残りの写真をはがしていく。 「ちょっと待って!」 あたしは健吾の手の中で握りつぶされた写真を奪い、もう一度ちゃんと見てみた。 はっきりと写っているのはあたしだけだ。 でも…… その後ろに、健吾も少し写ってしまっている。