「恋々ちゃん また一緒にどこか行こうよ」 「うん…」 「嫌じゃない? もぉ困るようなこと言わないから…」 「うん…」 困るようなこと 「じゃあ、恋々ちゃん また明日ね」 「うん、バイバイ!空くん」 「バイバイ、恋々ちゃん」 空くんはいつも優しい 嘘のない澄んだ目で 真っ直ぐ気持ちを伝えてくれる なのに私は 困った顔してるんだ 真っ直ぐ空くんを見れない