「琴江はそう感じているかもしれないけれど、話を聞いた人が琴江のせいで弟さんが亡くなったなんて思うわけないでしょう?」
泉の声は怒っている。
でも、じゃあどうして直哉は連絡をくれなくなったの?
電話もでてくれないし、家に行っても出てきてくれない。
あきらかに避けられている。
「なにか他に悩むことがあったんじゃない?」
そう聞かれても思い当たることはなにもない。
直哉はあたしから話を聞くまではごく普通だったはずだ。
「よく思い出してごらんよ」
泉にそう言われて、あたしは直哉と付き合い始めてからのことを思い出して言った。
2人で登下校するようになって、みんなでお昼を食べるようになって、それに遊園地デートもした。
そういえばデートらしいデートはその1回だけかもしれない。
そんなことを考えていると、ふと遊園地で烈にバッタリ会ったことを思い出した。
「あ……」
「なにか思いだした」
「デート中に一度だけ烈に会ったことがあるの。その時は別になにもなかったけれど……」
そこまで言って黙り込んだ。
泉の声は怒っている。
でも、じゃあどうして直哉は連絡をくれなくなったの?
電話もでてくれないし、家に行っても出てきてくれない。
あきらかに避けられている。
「なにか他に悩むことがあったんじゃない?」
そう聞かれても思い当たることはなにもない。
直哉はあたしから話を聞くまではごく普通だったはずだ。
「よく思い出してごらんよ」
泉にそう言われて、あたしは直哉と付き合い始めてからのことを思い出して言った。
2人で登下校するようになって、みんなでお昼を食べるようになって、それに遊園地デートもした。
そういえばデートらしいデートはその1回だけかもしれない。
そんなことを考えていると、ふと遊園地で烈にバッタリ会ったことを思い出した。
「あ……」
「なにか思いだした」
「デート中に一度だけ烈に会ったことがあるの。その時は別になにもなかったけれど……」
そこまで言って黙り込んだ。



