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あたしが話せば直哉も話してくれると言っていたのに、結局直哉のことはなにも聞かないままで終わってしまった。
それに直哉の態度を思い出すとなんだか胸にひっかかるものを感じる。
まさかあたしの過去を聞いて幻滅して帰ったんじゃ……。
そう思うといてもたってもいられなくなって、あたしは直哉にメッセージを送った。
《琴江:今日は話を聞いてくれてありがとう! でもごめんね、あんな暗い話で。聞きたくなかったよね?》
《直哉:いや、大丈夫。ちょっと体調が良くなかっただけだから》
直哉からの返信はすぐに来てひとまず安心した。
でも体調が良くなかったんだ。
大丈夫かな……。
あたしは彼氏の体調の変化にも気がつかず、家まで送らせてしまったのだ。
明日ちゃんと謝らないと。
そう思ったのだった。
あたしが話せば直哉も話してくれると言っていたのに、結局直哉のことはなにも聞かないままで終わってしまった。
それに直哉の態度を思い出すとなんだか胸にひっかかるものを感じる。
まさかあたしの過去を聞いて幻滅して帰ったんじゃ……。
そう思うといてもたってもいられなくなって、あたしは直哉にメッセージを送った。
《琴江:今日は話を聞いてくれてありがとう! でもごめんね、あんな暗い話で。聞きたくなかったよね?》
《直哉:いや、大丈夫。ちょっと体調が良くなかっただけだから》
直哉からの返信はすぐに来てひとまず安心した。
でも体調が良くなかったんだ。
大丈夫かな……。
あたしは彼氏の体調の変化にも気がつかず、家まで送らせてしまったのだ。
明日ちゃんと謝らないと。
そう思ったのだった。



