☆☆☆
その日の夜。
あたしはなかなか寝付くことができなかった。
松本くんのことは強引に誘ったけれど、誘ってよかったと今も感じている。
そしてもう1つ、自分の中でハッキリとしたことがあった。
今日みんなで集まって長い時間一緒にいたけれど、あたしは常に松本くんのことを気にしていたのだ。
転校生だからとか、なんだか似てる気がするとか、ほっとけないとか。
そんなんじゃない。
もう、無意識の内に目で追いかけてしまうのだ。
あたしはベッドの上に仰向けで寝転んでふぅーと長くため息を吐きだした。
まさか自分が松本くんのことを本当に好きになってしまうなんて思っていなかった。
だって、勇人と一緒にいれば自分は幸せになれるだろうと思ったときもあるのだ。
それなのに……。
そこまで考えてブンブンと左右に首を振った。
これじゃまるで気の多い子みたいだ。
その日の夜。
あたしはなかなか寝付くことができなかった。
松本くんのことは強引に誘ったけれど、誘ってよかったと今も感じている。
そしてもう1つ、自分の中でハッキリとしたことがあった。
今日みんなで集まって長い時間一緒にいたけれど、あたしは常に松本くんのことを気にしていたのだ。
転校生だからとか、なんだか似てる気がするとか、ほっとけないとか。
そんなんじゃない。
もう、無意識の内に目で追いかけてしまうのだ。
あたしはベッドの上に仰向けで寝転んでふぅーと長くため息を吐きだした。
まさか自分が松本くんのことを本当に好きになってしまうなんて思っていなかった。
だって、勇人と一緒にいれば自分は幸せになれるだろうと思ったときもあるのだ。
それなのに……。
そこまで考えてブンブンと左右に首を振った。
これじゃまるで気の多い子みたいだ。



