☆☆☆
松本くんが教室に入ってきたのは2時間目の授業が終わってからだった。
今までなにをしてたんだろう。
ずっと烈と話をしていたんだろうか。
「どうしたの琴江、ずっと松本くんのこと気にして」
泉に言われてあたしは慌てて視線をそらせた。
つい、ジッと見てしまっていたみたいだ。
「別に、なんでもないよ」
あたしは取り繕った笑顔を浮かべる。
「なんか最近ぼーっとしてないか?」
勇人が心配そうにあたしの顔を覗き込んでいた。
その至近距離に一瞬ドキッと……。
え?
あたしは目をパチクリさせて目の前の勇人を見つめた。
え、どうして?
疑問が胸に浮かんでくる。
キョトンとした顔になっていること間違いなしだ。
松本くんが教室に入ってきたのは2時間目の授業が終わってからだった。
今までなにをしてたんだろう。
ずっと烈と話をしていたんだろうか。
「どうしたの琴江、ずっと松本くんのこと気にして」
泉に言われてあたしは慌てて視線をそらせた。
つい、ジッと見てしまっていたみたいだ。
「別に、なんでもないよ」
あたしは取り繕った笑顔を浮かべる。
「なんか最近ぼーっとしてないか?」
勇人が心配そうにあたしの顔を覗き込んでいた。
その至近距離に一瞬ドキッと……。
え?
あたしは目をパチクリさせて目の前の勇人を見つめた。
え、どうして?
疑問が胸に浮かんでくる。
キョトンとした顔になっていること間違いなしだ。