御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「はい。私の父と、昇平のお父様は医学部の同期で、親友だったんです。その縁で、お互い結婚して子供ができてからも、一緒にクリスマスパーティーをしたり、小さな時は交流がありました。
私の実家は他県なので、小学校に入ったくらいから、徐々に機会は減ってしまったんですけど…。
だから幼稚園時代の幼い初恋です。昇平、1つ下の私にすごく優しくしてくれたんですよ。
まさか、医学部で先輩と後輩としてまた会えるとは思っていませんでした。すっごくカッコ良くなってて。ここで出会えたのは運命だと思ったんです。私、猛アタックしました。受け入れてくれた時はすごく嬉しかった。
付き合って1年経った頃に、鉄平くんとメグちゃんの結婚式があったんです。
それから私…ずっとどこか自信がなくて…いつか花さんのところに昇平が戻っちゃうんじゃないかと心配で…。」

「…香ちゃん。それは昇平の説明不足だね。
私達は、似過ぎているの。親友と言うか、双子みたいな感じで、親愛の情はあっても、恋愛感情は一切育たなかったのよ。
…人ってね、自分とは違うってところに惹かれるってところない? 自分と似ている人にはあまり惹かれないのよ。少なくとも私はね?」