御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「ごめんね、お待たせしました。」

「いえ、…え?」

「フフフ。紹介します。
私の息子、桜川仁貴くんです。
今3ヶ月なの。」

「え? え? 誰の子?」

「…香ちゃん。
私、昨年結婚したの。この子は今年の2月に生まれたところ。父親は桜川寿貴、昇平の指導医よ。」

「エェ〜〜⁉︎」

うーん。かなり驚いてるな。
…ていうか、昇平は何も話していなかったのか?
けしからんな。

「あ、とりあえず、この子、母に預けてて今帰ったところなのよ。お腹空かせてるから、ちょっと授乳してもいいかな?」

「あ、はい…。
あー! ごめんなさい! 私のせいで待たせちゃったのね? うわ、服の上から吸い付いてる⁉︎」

「ハハハ…この子いつもそうなの。
仁貴、ちょっと待ってね。」

私は授乳用ケープをかけて、仁貴におっぱいをあげ始めた。
あー、もうパンパンに張ってて痛いわ。
たくさん飲んでもらわなきゃ。