けど、なんか長年付き合ってるカップルのはずなのに、拗らせてない?
突然遠距離恋愛になっちゃったから?
いや、根本的に、かなり前から誤解したまま年月が経っているような…
ピンホーン
「あ、ちょっと待ってね。
帰ってきたみたい。大丈夫、そのまま座ってて。」
ロックを外す。
「花〜!迎えに来て〜!」
「はいはい。」
柏餅を持って玄関に行くと、グズグズと泣いている仁貴をベビーカーから下ろそうとしている母がいた。
「ねぇ、誰か来ているの?」
「あ、うん。佐原さんに聞いた?
昇平の彼女なの。」
「あら、そうなのー。
ご挨拶しようかしら?」
「あ、んー。ちょっと込み入った話をしてて。後で話すから、今日は帰ってもらっていい?」
「……修羅場?」
「もうっ!何でそんなにカンがいいの?」
「あら。…フフフ。後で聞かせてね?」
「…わかった。
あ〜仁貴!会いたかったよ〜〜‼︎」
たった3時間離れていただけなのに、この温もりが愛おしい。
「この子、お腹空いてるわよ。」
「そっかー。お腹空いてるよね〜?
おっぱい飲もうね〜。
これ、松寿庵の柏餅。お父さんと食べて。」
「あら、気が利くわね。じゃあ、帰るわね。」
「うん。ありがとう。」
そうして、私は誤解を解いてくれるであろう、この愛らしい存在を抱っこして、リビングに戻った。
突然遠距離恋愛になっちゃったから?
いや、根本的に、かなり前から誤解したまま年月が経っているような…
ピンホーン
「あ、ちょっと待ってね。
帰ってきたみたい。大丈夫、そのまま座ってて。」
ロックを外す。
「花〜!迎えに来て〜!」
「はいはい。」
柏餅を持って玄関に行くと、グズグズと泣いている仁貴をベビーカーから下ろそうとしている母がいた。
「ねぇ、誰か来ているの?」
「あ、うん。佐原さんに聞いた?
昇平の彼女なの。」
「あら、そうなのー。
ご挨拶しようかしら?」
「あ、んー。ちょっと込み入った話をしてて。後で話すから、今日は帰ってもらっていい?」
「……修羅場?」
「もうっ!何でそんなにカンがいいの?」
「あら。…フフフ。後で聞かせてね?」
「…わかった。
あ〜仁貴!会いたかったよ〜〜‼︎」
たった3時間離れていただけなのに、この温もりが愛おしい。
「この子、お腹空いてるわよ。」
「そっかー。お腹空いてるよね〜?
おっぱい飲もうね〜。
これ、松寿庵の柏餅。お父さんと食べて。」
「あら、気が利くわね。じゃあ、帰るわね。」
「うん。ありがとう。」
そうして、私は誤解を解いてくれるであろう、この愛らしい存在を抱っこして、リビングに戻った。



