御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「国内留学、突然決まっちゃって。
なんの相談もなくて…。しかも、偶然とは思えない…。どうして花さんのいるこの病院に…。それに東京へ行ってから、ほとんど連絡取れなくなっちゃって…。
夜中に一言メッセージが返ってくるくらいで…私…。」

「あ、あの、ちょっと待って?
香ちゃん、私達は幼馴染だよ?今まで付き合った事なんて一度もないよ。
昇平から聞いてないかな?」

「…聞いてます。でも、そんなの口先だけでしょう?高校までずっと1番近くにいたじゃない‼︎」

いや、それはそうだけど…

「ちょ、ちょっと落ち着いて?
本当に何もないよ? それに私、今は…」



タラリララーン♪タラリララーン♪タラリラ…


コンシェルジュから連絡だ。
母と仁貴だろう。
これで誤解が解ける!

「コンシェルジュ佐原です。お母様がお越しです。」

「はーい。上がってもらってください。」

「あの…私、お邪魔していても?」

「あ、全然気にしないで。
それに…すぐに誤解も解けると思うから。」

「…誤解、ですか?
でも、昇平とあなたの関係は…私達が何年付き合っていようと、揺るがない…。」

「それは幼馴染としてよ?
それに、私達は幼馴染と言うよりは親友だから。それも昇平から聞いてない?」

「親友って……
男女間にあり得ないと思うんですけど…」

それが私達の間には友情が成り立つんだなー。