御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「あの……すみません。
何かご予定があったんじゃ…。」

「あ、ううん。全然気にしないで。今解決したから。」

「…今のは?」

「うちの母。大丈夫よ?
それより、香ちゃんが来ることは昇平知っているの?
あ、ここね、セキュリティがしっかりし過ぎていて、住人が一緒じゃないとゲストは入れないの。」

「昇平には言ってません。
…昇平はゴールデンウィークもオンコールが解けないって言うから。」

「あー。そうだねー。」

ずっとオンコールというわけではない。
ただ、昇平は少しでも症例数を増やしたくて、仕事に夢中になっているだけだ。

なんか…香ちゃんと話をするのは2回目だけど、思い詰めている?…ような気がする。

もうすっかり慣れた、耳がツンとする感覚がした途端、エレベーターが止まった。