御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「ううん!いつでも相談に乗るわよ。」

「そうだよ。式に関しては俺たちの方が先だから、ちょっと知恵があるだけなんだ。
それにこの歳になると、それなりに色々な結婚式に出席してるからね。花ちゃんはまだ若いから。」

「あら、嫌味。私も結構参列の場数踏んでるんだけど。」

「…お前はちゃんと俺が責任とってやっただろう?」

「ハイハイ。ありがとうございます〜。」

「フフフ。仲良しですねぇ。
ごちそうさまです。
でも本当に、参考になりました。」

「なら良かったよ。
あ、ちょっと待ってて。仁貴くん、初節句だよね?ちょうど今作ってたところだったんだ。」

「…⁇
ちまきと柏餅ならいただきましたよ?」

「あー、あれね。冬馬の時も見たわ。」

何のことかわからず、周さんが戻ってくるのを待った。

「お待たせ! これだよ。」

そう言って見せられたのは、兜の形をした練り切りだった。
すごく繊細にできた兜。
すごい!こんなの見たことない。