御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「とてもお孫さんのいらっしゃるようなお歳には見えませんでした。じゃあうちの母と同年代なんですね。実は雰囲気が母に似ていたんです、時岡さん。でもお若く見えたので…」

「まぁ。お会いするのが楽しみですわ。
あ、申し訳ございません。お時間ちょうだいしてしまいました。
岩橋より昼食のご用意を言付かっております。VIPルームに用意いたしますので、ゆっくりおくつろぎください。
授乳室は奥の控室をご利用ください。」

なんとまあ。至れり尽くせりの気遣いだ。

「お気遣いありがとうございます。」

寿貴先生も驚いている。
いや、これがこのホテルのスタンダードなのかもしれない。


「すみません、さっきのドレスの件なんですが…」

え?寿貴先生どうしたの?

「人気のドレスを押さえる…と言うことはレンタルなんですか?」

「…‼︎ 申し訳ございません!
オーダーメイドでお考えでしたか。
大変失礼致しました。3ヶ月ありますので、ギリギリではありますが、急がせれば間に合う期間かと存じます。」

「え、ちょっと待って!
オーダーメイドなんて勿体無いよ。
1度しか着ないものなんだよ?レンタルで充分だよ。」

「いやでも、一生に一度のことなんだぞ?
レンタルで良いのか?勿体無いとか気にしなくていいんだ。」