御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「花ちゃん…一生懸命説明してくれてありがとう。ややこしいですよね?」

「あ、いや…。それはいいんです。
いずれ理解出来るでしょう。
それより……
昇平は確かに俺が見ているけど、父について周産期の方に回っていることも多いんです。
その様子だと、まだ会われてないのかもしれません。でも、もし…その、奥様が、知り合いがいて恥ずかしいとか、研修医に外してほしい、と言う要望があれば配慮しますので、いつでも言ってください。
産婦人科はデリケートなところが多いので。」

そうだ…。確かにそういう配慮は大切だ。

「きっとね、お互い気まずいと思うんですよ。
安心して診察を受けてもらいたいですからね。」

「なるほど…。お気遣いありがとうございます。」

うーん。さすが私の旦那様はよく気付いてくれる。……“医師として”に限られている気はするけど。職業意識が高くて、医師としては完璧なんだよね。
でも……最近わかってきたけど、プライベートではちょっと天然だ。さっきのも。冒頭からやらかしていたし。
フフフ。でもそんな旦那様が可愛い。