「あの、妻が桜川産婦人科にお世話になることになりました。
4月に転居して来てすぐ、2人目の妊娠がわかったんです。今はまだ悪阻の真っ最中で、先日初めて受診したんです。主治医は院長先生だと言ってました。」
「お2人目が…。それはおめでとうございます。」
「あれ? じゃあ光ちゃん、昇平に会ったのかな?」
「昇平? あ、そうか。あいつ国内留学って言ってたな。ここだったのか。」
「昇平の指導医が寿貴先生なの。」
「えぇ⁉︎ それは偶然?」
「そう。偶然なの。昇平はずっと前から寿貴先生に憧れていたみたいでね。すごく喜んでたよ。」
そこで、寿貴先生を置いてけぼりにしていることに気づいた。
「あ、あのね? 賢人くんの奥様の光ちゃんは、私にとっていとこのいとこなの。それは言ったよね?
で、光ちゃんの妹の恵ちゃんは、昇平のお兄さんの鉄平くんの奥様なの。
で、鉄平くんと賢人くんは幼稚園からの親友。だから、賢人くんにとって昇平は親友の弟。光ちゃんにとって昇平は妹の義弟。
うーん。言葉で説明するとややこしいね。
実際のところ会ったらすぐ理解出来んるだろうけどねー。」
「……」
私の説明が下手なんだよね…
4月に転居して来てすぐ、2人目の妊娠がわかったんです。今はまだ悪阻の真っ最中で、先日初めて受診したんです。主治医は院長先生だと言ってました。」
「お2人目が…。それはおめでとうございます。」
「あれ? じゃあ光ちゃん、昇平に会ったのかな?」
「昇平? あ、そうか。あいつ国内留学って言ってたな。ここだったのか。」
「昇平の指導医が寿貴先生なの。」
「えぇ⁉︎ それは偶然?」
「そう。偶然なの。昇平はずっと前から寿貴先生に憧れていたみたいでね。すごく喜んでたよ。」
そこで、寿貴先生を置いてけぼりにしていることに気づいた。
「あ、あのね? 賢人くんの奥様の光ちゃんは、私にとっていとこのいとこなの。それは言ったよね?
で、光ちゃんの妹の恵ちゃんは、昇平のお兄さんの鉄平くんの奥様なの。
で、鉄平くんと賢人くんは幼稚園からの親友。だから、賢人くんにとって昇平は親友の弟。光ちゃんにとって昇平は妹の義弟。
うーん。言葉で説明するとややこしいね。
実際のところ会ったらすぐ理解出来んるだろうけどねー。」
「……」
私の説明が下手なんだよね…



