御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

しかし、昇平の情報力はすごい…。義父も、こういう話題は、寿貴に教えるより話しやすいんだろうな。昇平の人懐っこい性格もあると思う。

昇平はあと7ヶ月で一旦大学病院に戻るらしい。院生だからな。それは仕方ないことだろう。でも、本人は院を卒業後、トゥモローシードセンターに就職を希望している。元々、不妊治療の分野を目指していたそうだ。たった一年では修行もまだまだ中途半端だろう。寿貴はこの年齢で、すでにその道のスペシャリストだ。寿貴の元でもっと学んだ方がいい。それに昇平のおかげで、寿貴も明るくなった気がする。良い影響を与えてくれていると思う。是非ともこちらに戻ってきて欲しいものだ。

「よし! 大変役立つ情報を与えてくれた昇平にもう一度乾杯だ! 次はビールでいいよな⁉︎」

「あ、俺ギネスがいい!」

「よーし、昇平、呑むぞ!」


まだ呑むのか…
まあ今日はいいか。妻達は親孝行中で、家に帰ってもいないからな。
こんな夜も…たまにはいい。


「じゃあ、もう一度。
昇平の情報力と……俺達の新しい絆に、乾杯!」





〜おしまい〜