御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「彼は、桜川産婦人科の跡取りとして、幼少期から春彦と共に、勉学に勤しんできました。
学生時代、全く遊ぶこともなく、真面目に、真剣に、跡取りとしての使命を果たそうとしていました。それは本当に尊敬に値すると思います。
でも、大学に合格してからも、その姿勢は全く変わらなかったんです。
一時期はサークルにも入っていたようですが、やはり勉学三昧の日々。クソ真面目で、しかも女性に声をかけられても一切無視の女嫌い。
実は、今だから言えることなんですが…。
…先生? 言ってもいい?」

と、突然ボールを投げた先は義父。
義父は深ーく頷いた。

「実は、寿貴の親父さんから相談を受けてたんです。その…息子は、ひょっとしたら女性には興味がないのかもしれない…と。
まあそれは、とんでもない杞憂でした。
長年、女には全く興味がないと思われていた寿貴ですが、花ちゃんに出会った途端、変わりました。もう花ちゃんしか見えていない。
出会いから1週間でストーカーに。想いが実って3週間で入籍。挙式を待てずに子作り。
仕事、早過ぎますよね?」

ドッと湧くゲスト。
そこは深く突っ込まなないで〜