御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

コンコン

「花ちゃん? わぁ! 綺麗〜!
この度はおめでとうございます。」

「香ちゃん! 久しぶりだね。」

香ちゃんは、前回会った時より、顔色も良く、内側から輝いているようだ。誤解が解けて、絆が深まったのだろう。
しかし…友人2人はポカンとしている。
香ちゃんの美しさに驚いたのだろう。

「あ、お話中だったんじゃ…」

「昇平の彼女さん?」

好奇心丸出しの千恵美が早速声をかけている。

「え、あ、はい。…あの?」

「こいつら、俺と花の同級生。」

「あ、そうなんだ。
いつも昇平がお世話になっています。
廣澤香と申します。」

礼儀正しい香ちゃんに、2人ともかなりの好印象みたい。

「昇平には勿体無いくらいの美しさねぇ。」

「捨てないでやってね!」

「おい」

「…は、はい。捨てませんよ?」

「お前ら、後がつかえてるから、そろそろ退散しろ。ガーデンウエディングだから、また喋れるだろう?」

そう言って2人を追い出してしまった。
…まあ、また喋れるだろう。

「花、悪い。あいつら余計なことばかり言いそうだから…」

「うん。あれでいいよ。後で喋れるし。」

香ちゃんに余計な心配はかけられない。