御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜

「でもさー、ここだけの話、私は最終的に昇平とくっつくものだと思ってたわ。」

「あら、千恵美だけじゃないでしょう。花の関係者の9割はそう思っていたはずよ?」

「…花、今更だけど、昇平はいいの?」

まあ、ずっと一緒にいたから、この反応は慣れてるし、言われると思ってた。

「昇平とは親友。いつも言ってるじゃない。
それに、今日は昇平の彼女も来てるわよ?」

「え! 昇平ったら裏切り者。」

いやいやいや。それ間違ってるから。
裏切られた覚えは全くない。

「俺、裏切り者なのか?」

「「昇平‼︎ 」」

「ドア、ちょっと開いてたぞ。」

まずい。聞かれてた?
そんな雰囲気が千恵美とルリの間に広がる。

「花、おめでとう。めっちゃ綺麗じゃん!
寿貴先生、絶対惚れ直すわ。」

「昇平! ありがとうね〜。
香ちゃんは?」

「親父たちに捕まってて、すぐに来ると思うけど…」

そこで昇平が2人を睨んだ。

「大丈夫! 余計なこと言わないから!」

「うんうん。さっきのは冗談ね。ハハハハ…」

……ま、大丈夫だろう。