愛する人の笑顔を守るために (番外編)

「え、いや、Wデートだよ?2人でデートじゃないんだよ??い、いいの!?」


あっさりし過ぎて、今私が見てるものは夢なんじゃないかと思ってしまう。


「なんでそんなに驚いてんだよ」


驚くに決まってるでしょ!!


いつもの嶺亜くんなら…

『めんどくせ』とか

『だる』とか

『行くわけねぇだろ』とか


絶対拒否ると思ってたのに…。


私があまりにも驚いていたからなのか、嶺亜くんが理由を教えてくれた。


「俺ら、予定が合わなくてまだデートっていうデートした事がねぇだろ。
Wデートっつっても、相手は翔馬達なんだし。

こういう機会だからこそ、由乃とデート出来るんなら俺は行く。ただそれだけだ」


嶺亜くん…。

嶺亜くんも私と同じ事を思っていたんだね。


嶺亜くんの言葉に嬉しくなって、つい口元が緩んでしまった。