「なんか校門のとこに聖凛のすごいイケメンいるんだけど!」 「えっほんとだめっちゃかっこいい!」 どうやら校門前に誰かがいるらしい。 そんな話も大して気に求めていなかったけれど、次に聞こえてきた言葉は私の思考を完全に停止させた。 「ていうかあれ2年の三神蒼じゃない?」 ……もう、最悪だ。 神様は私を放っておいてはくれないらしい。 嫌な予感しかせず、冷や汗が流れる。 そして、私の予感は的中する。 「あ、昨日のお前。ちょっと時間ある?」