泣きながらお母さんは私を抱きしめてくれた。 「寛太くん。莉沙のことお願いね。」 「もちろんです。でも俺は一度莉沙を傷つけてしまいました。でも二度と莉沙を傷つけません。俺が莉沙を守ります。」 隠さず話してくれるんだ… 「ふふ、2年に上がって楽しそうにしてた莉沙が修学旅行途中で帰ってきたことにはびっくりしてたけど結果オーライね!」 「お母さん…それとね、もう一つ話があるの。」