「え、きゅ、急に?」 「莉沙さ、留学ってほんと?」 もう一回付き合うようになって幸せで忘れてた。 さっき話してたのに… 「う、うん…でもなんで知ってるの??」 「皐月が聞いちゃったらしい。」 そっか…あの時皐月いたんだ… 「うん、留学するよ。早くて半年。長くて卒業まで。寛太と離れてるとき寂しくてつらくて忘れられるかなって思って行きますって言った。それでも良いって思ってた。」