「はぁはぁはぁ、莉沙。まだ寛太って呼んでくれてんのな。」 息を整えながら近づいてくる寛太。 そして 「莉沙ごめん。ちょっと時間ちょうだい」 そういって抱きしめられた。 いつぶりだろ。この暖かさ。 ずっと欲しくてでも届かなくて… 気づいたら