「とうちゃーく」 「えっ、ここ?」 病院道路を挟んだ反対側にある高いマンションだった。 車から降りて歩き出す。 「疲れてない?久々だろこんな歩くの。」 「はい。息が上がるのが早いですね!」 エレベーターで最上階へ向かう。 「蘭が、近くにいると思うと!たまらないなー」 「照れちゃいます」 最上階につくとフロアーにひとつしかない部屋だった。 「す、すごい。」 「まーな。でもここ親戚に、不動産のおっさんがいてそこの人に借りてるだけだから安いんだよ?」