「どーした?」


「こわい。」
頭の中では事故の時のことがフラッシュバックしていた。

「そっか怖いか。蘭ちゃん大丈夫だよここは安心だよ。みんないるからね!」

それでも震えが止まらない。


「蘭ちゃんお薬いれてもいい?安心するお薬。」


頷く。

点滴から注入された。そのあとはふわふわしてそのまま眠りついた。

「大丈夫みんな、いるからね。よしよし」