ある日私は『死』を選んだ。 正直この決断をした理由は今でもわからない。 たぶん正常な思考回路ではなかった。 いじめはそういう精神にするんだ。 雨に濡れて帰って ほんの出来心。 刃物を持ってる手に力を込めた。 でもさ、恐怖が勝って深くは切れなかった。 浅い傷だったけど貧血の私には致命傷。 湯船に手首をつけた。 浅かったけど、血は止まらない。 何時間出たかな?