事故の衝撃で腕がとてつもなく痛かった。

とりあえず車から降りて、すこし離れて助けを呼ぶことにした。



近くの人たちが、協力して救出活動をしてた。

「大丈夫ですか?そこのブルーシートに行ってください!」

「そこのワゴン車に3人怪我人がいます!」
必死の思いで伝えた。


ブルーシートの、ところにたどり着いて意識を失った。


「蘭?らん!!!!!!大丈夫?」

ふと、目を覚ますと理沙がいた。
棚橋病院の人たちが救出に来ていた。
後輩も隣に横たわっていた。


「り、りさ、?」

「苦しいとか痛いとかある?」

トリアージをしてくれている。

「腕が痛い。すこ、、しくる、しい」

「理沙隣の子は名前わかる?」と理沙が聞いてきた。


「かなこ。やまうちかなこ。くるま、後ろに乗ってた。」

どんどん緊迫する状況に理沙が走る

「ちょっと待っててね!」

「棚橋先生!!!蘭がいる被害者の中に蘭がいます!!!」