「兄貴ってばホント抜かりないわよねぇ。私もカノンのこと姉貴って呼んでいい?」 「リディ~~」 力なくリディの方を睨むと彼女は、あははと明るく笑った。 「うそ。でもいつかそう呼べたらいいなぁとは思ってるわよ」 そんなふうに悪戯っぽく言われて、また大きなため息が漏れてしまった。 「さ、もうそろそろ皆食堂に集まってくる頃よ。3人とも準備お願いね!」 「うぃーっス」 「あぁ」 「はーい」 そうして私たちは食事の準備に取り掛かったのだった。