魔界の華は夜に咲く

ブクブクブクブク・・・・
センジュはその後、大きな湯船に隠れる様に潜った。


_うわー!何やってんの!下手すぎるよ私!!バカバカバカだ私っ


水中で一人反省会だ。


_あんなの、絶対に何かあったと思われるじゃんかあああっ



挙動不審なその様子に、遠くで侍女2人が不思議そうに首を傾げている。
心配そうにしてくれているようだが、センジュは自分のコトで精一杯だ。


_どうしよう。これからどう接すればいいのかわからないよおおっ!うぐっ息が苦しいっ


「ぷはっ」

「あの、姫様?」

「ううう、下手くそ下手くそぉ」

「姫様?」

「あ、はい!!ごめんなさい!!なんですかすいませんっ」