魔界の華は夜に咲く

「センジュ」

「はい?」


ちゅ。
下から顔が覗いてきて、2人の唇がくっついた。


「ななっ!?」

「ふふ、お前は逐一反応が可愛いな」


カアアアア///
不意打ち過ぎるキスに耳まで真っ赤になってしまった。


「何するんですか!」

「いや、笑った顔可愛いなと思って」

「思ってじゃないですよ!驚くじゃないですか!不用意にしないでくださいよっ」

「驚かなければいいのか?」

「いや、そういう事じゃなくてっっ」


アルヴァンはセンジュの慌てふためく姿を見てニヤニヤと楽しそうにしている。
絶対に確信犯である。

「キスしたくなる顔してるんだよお前は」

「は、はああ!?」

「いいだろ。2人きりの時くらいは。誰も見てない」


そう言ってアルヴァンはセンジュの上に覆いかぶさりそのまま抱きしめた。


「ちょっ!アルヴァンさん!!」


体格差があるので身動きが取れない。