覗いた先に見えたのは、日和くんと、




——「唯香」だった。




考える暇もなく、次に聞こえてきたのは、



「日和くんっ…!好きですっ!付き合ってください!」




と、聞こえてきたのだ。



私は、よくわからない感情に押し潰されそうになった。