「暗いから転ばないように気をつけてね」 「う、うん……!」 春哉くんの注意に頷き、足元を気にしながら中へ足を踏み入れた。 「わっ、思ったより広いんだね……!」 「……そうだね」 私たちがふたり入っても、中はまだ余裕があった。 とはいえ薄暗く、ほこりなどが多そうな倉庫にいつまでもいたいとは思わない。 「よしっ、早速いるものを探して……」 「志羽はさっき、相手となんの話をしていたの?」 気合を入れて頑張ろうとしたけれど、その途中で春哉くんに質問されてしまう。