クリスティーナに手を取られ、ジュエルは「ですが……」と表情を曇らせる。ユーゴとした約束を破りたくなどない。
「中には入りませんよ。外を見るだけです」
建物を見るだけならいいか、とジュエルは考え「わかりました」と言い立ち上がる。そして二人は中庭を歩いて北側へと向かった。
北側に近づくたび、日陰が濃くなっていく。日があまり照ることのない北側はどこか肌寒い。
「ここが北側……」
北側の建物にはツタが絡まり、どこか不気味な雰囲気だった。恐る恐る扉にジュエルが触れるとギイッと不気味な音を立ててゆっくりと扉が開く。
「……中も薄暗くて不気味ですね」
もう戻りましょう、とジュエルがクリスティーナに言おうとした刹那、ジュエルはクリスティーナに思い切り押され、薄暗い部屋の中に突き飛ばされる。埃が舞い、ジュエルは激しく咳き込んだ。
「ク、クリスティーナさん?」
ジュエルの着ていた美しいドレスは埃で汚れてしまった。そして、そんなみすぼらしい姿に変わってしまったジュエルをクリスティーナは冷たい目で見つめている。
「中には入りませんよ。外を見るだけです」
建物を見るだけならいいか、とジュエルは考え「わかりました」と言い立ち上がる。そして二人は中庭を歩いて北側へと向かった。
北側に近づくたび、日陰が濃くなっていく。日があまり照ることのない北側はどこか肌寒い。
「ここが北側……」
北側の建物にはツタが絡まり、どこか不気味な雰囲気だった。恐る恐る扉にジュエルが触れるとギイッと不気味な音を立ててゆっくりと扉が開く。
「……中も薄暗くて不気味ですね」
もう戻りましょう、とジュエルがクリスティーナに言おうとした刹那、ジュエルはクリスティーナに思い切り押され、薄暗い部屋の中に突き飛ばされる。埃が舞い、ジュエルは激しく咳き込んだ。
「ク、クリスティーナさん?」
ジュエルの着ていた美しいドレスは埃で汚れてしまった。そして、そんなみすぼらしい姿に変わってしまったジュエルをクリスティーナは冷たい目で見つめている。


