そんな楽しい会話が続き、ジュエルは貴族で初めてできた友達だと胸元にそっと手を当てる。まるで中庭を照らす太陽のように温かい。この胸にあるのは幸せだ。
「そういえば、ジュエル様はこのお城の北側に行ったことはありますか?」
お茶会が始まって一時間ほどした頃、不意にクリスティーナが訊ねた。ジュエルは「いえ」と答えながら紅茶に口をつける。
お城はとても広く、ジュエルが足を踏み入れたことがない場所は数え切れないほどある。そして、北側はユーゴから「あそこは薄暗いし危ないから近付かないでね」と言われていたため、行こうと思ったこともなかった。
「実はお城の北側って小さな子どもなら探検するのに楽しい場所なんですよ」
クリスティーナがそう言った後、「私、何度もこのお城に来たことがありますから」と笑って言う。それはきっと婚約のことでなのだろう。ジュエルはどう反応したらいいのかわからず、曖昧に微笑む。
「よかったら行ってみませんか?」
「そういえば、ジュエル様はこのお城の北側に行ったことはありますか?」
お茶会が始まって一時間ほどした頃、不意にクリスティーナが訊ねた。ジュエルは「いえ」と答えながら紅茶に口をつける。
お城はとても広く、ジュエルが足を踏み入れたことがない場所は数え切れないほどある。そして、北側はユーゴから「あそこは薄暗いし危ないから近付かないでね」と言われていたため、行こうと思ったこともなかった。
「実はお城の北側って小さな子どもなら探検するのに楽しい場所なんですよ」
クリスティーナがそう言った後、「私、何度もこのお城に来たことがありますから」と笑って言う。それはきっと婚約のことでなのだろう。ジュエルはどう反応したらいいのかわからず、曖昧に微笑む。
「よかったら行ってみませんか?」


