あなたへ〜離婚したい理由〜

たった一度でも

名前を呼んでほしかった

年甲斐もなくても

でもそれは

おそらく普通の夫婦の普通の事

私 今まで気づかなかったんです

あなたに名前も呼ばれず「お母さん」とも

よばれていないこと

あなた 私に用事がなかったんですね

私はあなたを「お父さん」と呼びましたけれど

そういえば

あなたと一緒に子供の行事

みたことありませんね

家にとっては普通の事でした

別々に家をでて同じ行事をみて別々に帰る

もちろん大抵は私一人でしたけれど

それが今になって

なんでもあなたと一緒にしてみたいのですよ

あなたはそれを

 今更 とこたえました

すべて無視してきたあなたが

唯一答えたことです

全部

私が悪いのです

私たち家族のかたちではなく

別のかたちを求めているのですから