東京ルミナスピラー

監禁室を出て、三階の教祖の部屋までやって来た。


外で暴れているという何者か……まあ、吹雪さん達なんだろうけど。


吹雪さん達が暴れているのが、いい囮になっている。


「部屋の前に来ただけでも結構クラッと来ますね。これはちょっとまずそうだ」


「だったら俺がここで待っていてやる。五分経って出てこなければ、俺が引きずり出してやろう」


親父さんの提案に乗り、入るのは俺と杉村。


「中に教祖がいる可能性はあるからよ、気合い入れていけよピヨ」


ドアの隙間から漏れ出る残り香でも頭を揺さぶるのは強烈だな。


そんなことを考えてドアを開け、口と花を腕で塞いで中に入った。


するとそこには……今にもはち切れそうなビキニパンツと、白い布を被った教祖の姿。


いないことを期待していたけど、やっぱりそう上手くは行かないか。


まだどうやって北軍浄化会の信徒の心を折るかなんて考えてもいないけど、戦闘の中で色々見極めるしかない!


日本刀を握り、教祖に飛び掛かろうとした瞬間。


杉村に服の首周りを掴まれて、俺は勢いよく仰向けに倒れた。


敵の教祖がいるってのに、杉村は何をするんだよ!


まさか、既に俺は夢を見てるとでも言うのか!?