「街が変わって以来の付き合いだもんな。まあ、お前はすぐに別のグループを作っちまったけど」
「あれは……違うんです。そんなんじゃありません」
拓真は知る由もなかったが、是松にはすぐに取り巻きが出来た。
と言っても仲間ではない。
男達は是松の身体だけが目当てで、非戦闘時は性処理の道具として使う為に確保したというのが本当のところだった。
この街が変わってすぐに、近くにいた是松を助け、半日間行動を共にした拓真だったが、気付いた時には是松とはぐれて別行動になってしまった。
そんな是松をずっと気にかけて、たまに会って話をしていたのだ。
是松も拓真と会うことを楽しみに生きていたが、当然身体を売って生き延びて来たとは一度も言えなかった。
「まあ、何にせよ無事で良かったぜ美智。今更だけどどうだよ? 俺達のグループに来ないか? そうすればこうやって近況を聞く為に会わなくてもいいし、いつでも話が出来るだろ?」
拓真にとっては、それは戦える仲間が一人でも多いに越したことはないという意味で誘ったが、是松にはその意味合いは大きく異なっていた。
まるでプロポーズでもされたような、心ときめく言葉だったのだ。
「あれは……違うんです。そんなんじゃありません」
拓真は知る由もなかったが、是松にはすぐに取り巻きが出来た。
と言っても仲間ではない。
男達は是松の身体だけが目当てで、非戦闘時は性処理の道具として使う為に確保したというのが本当のところだった。
この街が変わってすぐに、近くにいた是松を助け、半日間行動を共にした拓真だったが、気付いた時には是松とはぐれて別行動になってしまった。
そんな是松をずっと気にかけて、たまに会って話をしていたのだ。
是松も拓真と会うことを楽しみに生きていたが、当然身体を売って生き延びて来たとは一度も言えなかった。
「まあ、何にせよ無事で良かったぜ美智。今更だけどどうだよ? 俺達のグループに来ないか? そうすればこうやって近況を聞く為に会わなくてもいいし、いつでも話が出来るだろ?」
拓真にとっては、それは戦える仲間が一人でも多いに越したことはないという意味で誘ったが、是松にはその意味合いは大きく異なっていた。
まるでプロポーズでもされたような、心ときめく言葉だったのだ。



