東京ルミナスピラー

……ここで正直に話すべきかの判断が難しい。


仲間のアジトを爆破したから、その報復に来た。


なんて言おうものなら、吹雪さん達が恨みを買いかねないし、かと言って他に正当な理由なんて思い付きそうにない。


「ノーコメント。でも、大体わかるんじゃないの?」


「あらあら、可愛くないわね。素直に言えば解放してあげようかと思ったのに。残念ね」


「……解放する気なんてあるのかよ」


この状況下では、今のセリフは蜜より甘い。


仲間割れや裏切りが多発する、出来たばかりのこの街において、自分が犠牲になってまでも他人を思いやることが出来る人は少ない。


つまり、保身の為なら機密情報を漏らすやつだって当然いるということだ。


それも、こんな身体を目の前で見せ付けられていたら尚更。


「じゃあ質問を変えるわね。一緒にいた友達の名鳥灯と神凪宗司は元気にしているかしら?


「灯は……死んだよ。宗司は西軍で内戦中だ。てかあんた、全部わかってて訊いてるだろ。俺の口から言わせたいって感じがして嫌な気分だ」


父さんが灯にキングを破壊させたせいで、北軍の人達のレベルが半減したというのは周知の事実のはず。


そして、西軍のことは今となっては他軍も知っているはずなのにさ。