「失礼します教祖様。新しい捕虜をお連れしました」
三階の、例の教祖の部屋に到着し、女性がドアをノックして中に入ると、テーブルの上に食事が置かれている。
「待っていたわ。どうぞそちらにお座りなさい」
俺が侵入した窓にはカーテンが引かれて、外からは見えなくなっている。
部屋の入り口側の椅子に座ると、その対面に破廉恥な格好の教祖が座る。
なるほど、ブルンブルン揺れるおっぱいを間近で見られる……か。
確かに目の前でこんなにハリのある胸が揺れてると目がいってしまう。
「北軍浄化会では礼儀として、捕虜のスキャンはしません。なので……!?」
顔を上げた俺を見た教祖は、驚いたように目を見開いたが、何に驚いているのか。
「どうかしたんですか?」
「い、いえ……なんでもないわ。あなた達はお下がりなさい」
教祖がそう言うと、背後に立っていた二人は部屋から出て行って、俺と教祖が二人きりで向かい合う。
「……質問してもいいですか?」
「その前に、食事をしましょう。せっかくの料理が冷めてしまいます」
そう言って頭に被った白い布を取った教祖の顔は……灯にそっくりだった。



